Contents | 内部統制の目的のひとつである「資産の保全」を行う内部統制手段として、入退室管理や監視録画が求められます。
コンピュータ操作で行われる不正の記録を業務システムのログとして残すことができるのと同様に、社員の入退室行動を記録した入退室管理システムのログや、防犯監視カメラの録画画像データも内部統制上における重要情報のひとつであるため、証拠として適切に保全されなければならなりません。この場合も、デジタル情報の証拠保全、分析調査(捜査)の手法及び技術は、デジタルフォレンジックといえます。
入退室管理や監視録画においても、ネットワークのうえで適切な管理を行わなければ、不正を行った人の発見および証拠の保全をすることができません。容易にログ等の改ざんが行われないよう、特権ユーザーの管理やユーザー認証を適切に行う必要があります。 |
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