書庫室は、火災・水害あるいは盗難などから、重要書類や記録を安全に守ることを目的として構築されます。金庫室と違うところは、守る物が現金や有価証券のようにすぐ現金化できるものでなく、内部で重要でも、外部ではあまり重要でないものを災害などから安全に保管する書類専用の耐火室です。
壁の選定基準
アメリカのS.M.N.A(Safe Manufacturers National Association )で出しているマニュアルでは、鉄筋コンクリートの壁厚150mm以上。ブロックまたは煉瓦200mm以上であれば2時間火災に耐えると言われています。